chapter49 世代別おやつ嗜好
おはよーございまーす。
しとしと雨の朝ですが、今日もおやつ話など。
ワタシ某百貨店で細かいお菓子販売を生業にしているのですが、最近とみに感じているのが、やっぱり年齢によってお菓子の好みも変化していくのねって事なのです。
加齢とともに身体的に食べられるものが変わっていくという点はもちろんありますが、その他に例えば流行りのお菓子にもれなく食いつく年代とか、カラフルな色にこだわる人たちとか、あくまでも乙女な選択を譲らない方だとか、まぁそれぞれ観察していると興味が尽きません。
ここでは世代別おやつの特徴をざっと見てみましょう。
百貨店なので、対象がほとんど(?)女性限定ということでご了承下さいね。
トップバッターは幼児(就学前)と年配女性(70歳以上)。
こちらは飴。
何はなくても飴ちゃん。
買う量は違えども、この二つの世代に他の選択はありえません。
お次は小学生女子。
このコたちにはなぜか金平糖が大人気。ワタシからすると、この年齢で金平糖のおやつが一般的だとはとても考えられないのですが、大抵ご購入されます。あととにかくカラフルキャンディー系ね。
女子中高生になると、ガムとかチューイングキャンディーとかカミカミおやつが増えてきますね。それと棒付き飴は外せないみたいだし、たまにえびせんやら歌舞伎揚げを取り混ぜつつ時々黒棒なんかも。
ばっくり成人女性(20代~60代)などとくくっちゃいますけど、この層が一番がっつりお菓子らしいお菓子を買われますね。
流行りものに敏感なのもこの方々で、どちらかというと洋菓子系、クッキーなどの焼き菓子はマストアイテムです。
わかるわ〜。
さて番外編です。
10日に一度くらいご来店されるおねぇっぽいお兄さん。
この方は購入品が毎回ほぼ同じ、そして色は全てピンクなのです。
マシュマロ、ゼリー、梅ようかんなどの淡いピンク色が、乙女心を鷲掴みってところでしょうか。
以上私的見解によるレポートでした。
それにしても自分のためにお菓子を選ぶ時の顔って、皆さん何て楽しそうなんでしょう。
ホントよ。