Chapter64 マシュマロ変身記
食べても食べても減らないものな〜に?
それは賞味期限切れのお菓子で〜す(泣)
そう、仕事柄賞味期限との戦いは日々の業務の一つではありますが、それでも次々追っかけられ続け、全て売り切るのは所詮無理な話。
で、泣く泣く処分するお菓子も大量にあるのですが、個人的にどうしても捨てきれない贔屓菓子もやっぱりあるのですよ。
今回はマシュマロちゃん。
しかもこの子はかなりの上物。
なので100均マシュマロ(失礼)とは格段に違い、美味しいんですよ〜。
でもマシュマロってチープイメージに加え好き嫌いの多いお菓子らしく、こんな高価格マシュマロちゃんは結局ほとんど売れませんでした。
ワタシ実はらしくもなくマシュマロに偏愛がありまして、無下にポイポイできずに結果どっさりお持ち帰るハメになっちゃったのです。
普通に食べてたって、減らねーぞ、これ。
さてどうしたものか?
そこでワタシは考えた。
これでも一応製菓衛生師。
まぁそんな大層な知識が無くたって、マシュマロの原材料をチェックしてそこそこ調理経験がある人なら、簡単に気がつくと思うけども。
マシュマロはちょこっと手を加えるだけでオサレなスイーツ(?)に変身できちゃうんですよ。
それはムース。
マシュマロでムースと検索すれば正しい作り方が山ほどヒットするので、きちんと仕上げたい方はそちらの方を参考にしてください。
ワタシはいつも通りあるもの活用の自己流なので(笑)
まず牛乳をはじめ乳製品なしでベースシロップのみ。
ほとんどゼリーですな。
ベース液にはコーヒーと紅茶を使ってみました。
そしてゼリーだけじゃあまりにもアイソがないので(ワタシ的に)、トッピングにマシュマロをしつこく使ったり、クラッカーを沈めてみたり色々トライ。
なんせ実験材料は売るほどありますからね。
試食報告です。
マシュマロとかして冷やすだけの手間ならば、結構イケるのではないでしょうか。
特に濃いめのコーヒーシロップバージョンは、しっかりコーヒーゼリーで美味しかったです。マシュマロがコーヒー味だったからよけいかもね。
方や紅茶の方は大失敗。
純粋な茶葉のみを使わず、スティックインスタント紅茶を使用したのが大間違いで、そこに含まれている添加物のどれかが作用したらしくドロドロになってしまった。
マシュマロ:ベースシロップは1:2。
マシュマロ以外の材料はシンプルであること。
そしてあまり加熱しすぎずマシュマロを溶かすこと。
以上に気をつけて、もしまたマシュマロ大量廃棄事故が起こったら対処したいと思います。
そんな事態にはもうならないことを祈りつつ、マシュマロの宣伝をさせてください。
騙されたと思って、一度高価格(高品質)のマシュマロ買ってみて。
好き嫌いは別にして、これがマシュマロ?ってびっくりすると思うな。
ワタシ100均のマシュマロも好きですけどね。