ワンルーム 50

齢50にしてワンルーム暮らしを始めたワタシの日常

Chapter24 ワンルーム50とれんげ荘

おはよーございまーっす。

昨夜のスーパームーンはご覧になりましたか?

ワタシは出窓をゆっくり横切って行くでっかいお月様を存分に堪能しましたよ。

てなわけで、本日は秋も深まってきたことだし本のお話など。

 

みなさんは「れんげ荘」という小説はご存じでしょうか?

群ようこさん作、数年前に刊行されたもので文庫本にもなってます。

ワタシは出たばっかりの頃に一度読んでいたのですが、先日急に思い出して再読してみたところ・・・

驚愕!!

なんと今のワタシのワンルーム50生活に酷似していることか!?

 

もちろん、人物設定やられんげ荘に住むに至る事情うんぬんは異なるけれども、ひと月10万予算(家賃込)の生活スタイルを読んで、今更ながらすごく共感したのです。

実はワタシもほぼ10万生活でして、それは単純にワタシの月収だからなんですが、そこが完全リタイアの「れんげ荘」のキョウコと違うところだけど、いざ自分がそういう生活まっただ中だと”あるある”感満載で、以前読んだ時とは全く違う面白さがあったのでした。

 

ところでワタシにしろ「れんげ荘」のキョウコにしろ、なぜずっと住んでいる実家があるにもかかわらず、この歳になってわざわざサバイバルな一人暮らしを選んだか?

そこにも少しばかり共通点があったのです。(ちょっとネタバレ)

それは母親

まぎれもない実のお母さんね。

どちらも様々な母からの説教と文句、ありとあらゆる干渉からの逃避。

ただワタシの場合キョウコと違うのは、母が少々病的なところでしょうか。

もともとの性格に加え、認知症における周辺症状ってヤツです。

なので今後母の状態の変化によって、即時ワンルーム50暮らし解消って事にもなっちゃう訳。

 

現時点ではおかげ様で体はまだまだ元気、家事全般を含め日常生活は十分こなせる母ですので、とりあえずの避難ということでワタシは家出したのですよ。

なんせ母のワタシへの集中攻撃(口での)は、どんどんエスカレートしていきつつあるもんですから。これがまたしゃれにならんぐらいひどい(涙)。

幸いなことに、ほぼ母に育ててもらったような息子がそのまま同居をOKしてくれたので、いざという時安心だし。

 

このような事情を抱え、ワタシのワンルーム50生活も先行き不安ですが、「れんげ荘」もこの先どうなるのかしらと思っていたら、なんと先日続編が出ました!

ほんと人の生活は千差万別で年齢なんか関係なし、こんなへたれのワタシが言うのもなんですけど、「れんげ荘」おすすめです。何とかなるかもって思えてきたし。

 

続編も早く読みたいのですが、ひと月10万ライフではブックオフに並ぶ日を待つしかありません。

すいませんです・・・

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