Chapter5 炊飯器活用法(レモンピールケーキ)
次から次へと見舞われたトラブルもようやく終焉を迎え(ホントに?)、日々の生活がスムーズに回り出した今日この頃です。やれやれ。
さて皆様もすでにお気づきでしょうが、ワタシ単にビンボーだけでなく、とことんグルメではありません。もともとの体質および加齢により、血となり肉となりそしていわゆるごちそうと呼ばれるようなものは、日常生活においてほとんど必要としないのだ。はっきり言って毎日おんなじキャベツあえ食べてても、ぜーんぜん平気なのですよ。
そんなワタシが唯一こだわるのがいわゆる”お菓子”。
子供か?
で、食べるだけでなく作る事、あれこれ考えてレシピをアレンジする事に無常の喜びを感じていますので、そういう作業ができないのはマジつらい。
引っ越し以前に作りだめて冷凍し、ここに持ち込んだキャロットケーキのラスト1個がなくなってしまい、本来ならば次のお菓子制作に向けてワクワクするところなのに、くやしいったらありゃしない。このような環境のもと、なんとかそれらしきものを作る術はないだろうか?
・・・あったわ・・・
賢い?マイコン式炊飯器くんが使えるんではないの?
蒸し機能も大丈夫だったし、ここはぜひケーキも焼いてみましょう。
さぁ、まずは取説だー。
参考レシピを読んでみると、うーーんこれはちょっといつもワタシが作るタイプのケーキとかなり異なる。砂糖も卵もたっぷりのいわゆるスポンジケーキだなぁ。ワタシとしてはケーキというより、朝ごはんに食べたいようなブレッド風のものを作りたいので、ここは変更するしかないでしょう。
炊飯器ケーキ調理の仕組みをワタシなりに考えてみたところ、どうやらじっくり下火のみで焼き切って仕上げるケーキらしい。オーブンと同様のレシピが無理なのはわかるけど、ここは長年のカンと経験で自分好みに変更したレシピで強行することに。
さてどうなることやら。
―結果ー
若干のパサつき(油分、砂糖が少な目)ときめの粗さ(卵不足)はああるものの、粉の量を増やしフィリング(レモンピール)を追加したにもかかわらず、ちゃんとブレッドタイプのケーキになりましたよ。よっしゃー!
上部の白っぽさはひっくり返してサーブすれば問題なし。35分で下部は美味しそうなきつね色になりました。
味も思いっきりレシピ変更したおかげで、ワタシ好みにかなり近い感じでけっこう満足。
炊飯器ケーキのレシピ本を本屋で見ても、邪道だと今までスルーしてきたのですが、これはこれでアリかもね。
そうワンルーム50生活は色々楽しい工夫が必要なのだ。
てな訳で、次回また違うレシピでチャレンジよー!